ばね指の手術でリハビリとは?

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ここでは、「ばね指の手術でリハビリ」についてお話します。

 

ばね指の手術後、指を動かせるようになるまでには
どのようなリハビリが必要なのでしょうか?
今回は手術後の経過とリハビリについて、経時を追ってご紹介します。

 

手術後、指を動かしていいの?

 

手術直後は患部を安静にする必要がありますが、
手術翌日から指を使った動作が可能になります。

 

切開の傷口は感染症を予防するためにも2日ほど
濡らさないようにするのが望ましいとされています。
抗生物質も処方されるので、決められた分を飲み切るようにしてください。

 

また、一週間ほどは術後の腫れにより、曲げ伸ばしが、しづらいこともありますが、
無理に安静にする必要はありません。
2週間後からは指を積極的に動かして、筋力もつけてゆく必要があります。

 

手術後にリハビリは必要?

 

あまりに重症化してしまっていたばね指の場合、
指や手の運動が長い間行われていなかったために、
腱や筋肉が衰退している場合があります。

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また、ばね指の手術後に指を安静にし過ぎると、
指が固まってしまい関節が動かなくなってしまうこともあります。

 

そのため、特定の動きを行うリハビリというよりは、
日常で積極的に指を動かしてゆくということが回復への近道となります。

 

傷口の治り具合も加味しながら、最初は軽い動作を、
そして徐々に重い運動が出来るように3か月程度を目安に
指を慣らしてゆくようにしましょう。

 

ばね指で行うリハビリとは?

 

ばね指の手術後、関節が固まって動かせないような状態になってしまうと、
まずは指が動かせるようになるために軽いマッサージのようなリハビリを行います。
良く行われるのが渦流浴です。

 

渦流浴とは水の流れによって、患部にマッサージ効果を得ることを目標としており、
浴槽中に温水を使用するため、患部を温めながら
抹消の血液循環の改善効果が得られます。

 

ばね指のリハビリは、理学療法や鍼灸院でマッサージを受けながら、
関節の可動領域を徐々に増やしてゆくというのが基本的な方法です。
時間はかかりますが、焦らず、気長に治してゆく心構えが必要となります。

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