ばね指の手術後に腫れる時とは?

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ここでは、「ばね指の手術後に腫れる時」についてお話します。

 

術後の腫れは1週間は我慢しよう

 

ばね指の手術は比較的短時間で終わるため、
治りも早いのかと誤解されがちですが
そうではありません。

 

腱鞘を切りとっているわけですから、
指の深部まで傷は達しているのです。

 

ですから手術して2〜3日で
痛みなどが治まるということはなく、
腫れであれば1週間はみたほうがいいでしょう。

 

人によって体質により腫れ具合が
ひどくなる方もいらっしゃいます。

 

また中指にその傾向が強く現れることが多いです。

 

そういった場合はノイロトロピンやリザベン
といった腫れを引かせる効果がある薬の処方や、
痛み緩和のためステロイド注射が必要になります。

 

腫れが思いのほかひどく、
痛みも我慢できないようであれば
すぐに病院にかかりましょう。

 

下手に我慢したり、先延ばしにすると
つらいだけでなく治りにも影響してしまいます。

 

腫れた場合冷やしてもいいの?

 

ばね指自体は基本的に温めた方が
血行もよくなりマッサージもスムーズに行えます。

 

術後の腫れはそれとは違い、
切開部分が炎症をおこしているような状態ですから

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痛みがひどく耐えられない場合は
応急処置として冷やすことをおすすめします。

 

直接水につけたり氷をあてるのは、
冷やし過ぎたり衛生面でよくないのでやめましょう。

 

包帯の上から市販されている冷えピタのようなものや、
保冷材を薄いタオルにくるんで患部にあてておきましょう。

 

ただ痛みの緩和のための応急処置ですので、
翌日には病院へ行って適切な
治療をしてもらいましょうね。

 

痛みは半年〜1年は残ることが多い

 

腫れは1週間ほどで引いてくるのが通常ですが、
痛みが完全になくなるには少し時間を要します。

 

手術後2週間ほどするとリハビリが開始されますが、
痛みの様子をみながら徐々にならしていく感じになります。

 

2〜3ヵ月もすれば不自由さはずいぶん改善されますが、
時折深く指を曲げたり、物を強く握ったりした場合に
痛むことがあるので注意しましょう。

 

あまり焦らずしっかりとマッサージを
繰り返せばひどくなることはありませんし、
再発も防げます。

 

あとはまた別の指がばね指に
ならないように予防することが大事です。

 

なぜ、ばね指になってしまったのか?
その原因を見直すことも忘れてはいけません。

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