ばね指の治し方で子供の時とは?

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ここでは、「ばね指の治し方で子供の時」についてお話します。

 

指の病気であるばね指は主に大人にみられますが、
なかには赤ちゃんや子供がばね指になる場合もあります。

 

その場合気付くことが遅くなり悪化してしまう事も考えられます。

 

子供がばね指になった場合どの様な改善策があるのか
今回はその治し方と病気の特徴について考えていきます。

 

小児ばね指と大人が発症するばね指の違い

 

主に大人にみられるばね指ですが、
子供が発症する場合を「小児ばね指」といいます。

 

症状としては親指の第一関節が曲がったまま伸びないなど
無理に伸ばしてあげると関節が鳴り離すとばねの様に元に戻ります。

 

また、親指の付け根にしこりがあるが痛みはほぼありません。

 

ほとんどが親指のみに起こり
片手の場合もあれば両手に起こる場合があります。

 

大人も同じような症状ですが、
子供と違い大人は熱感や腫れ、痛みが伴います。

 

子供の場合はほぼ痛みがない事が特徴です。

 

子供の場合は炎症が原因ではないために
通常は痛みを感じません。

 

小児ばね指の原因と治療法

 

子供の場合はあまりはっきりと原因が特定されていません。

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以前は先天的なものであるとされていましたが、
赤ちゃんは親指を良く握っていることや、

 

小さな外傷の後にみられることもあるために
後天的なものともいわれています。

 

治し方としては経過観察しているうちに
大半が良くなっていきますので安心して下さい。

 

大人とは違い手術が必要となる事はほとんどありません。

 

心配になるとは思いますが
神経質にならずに経過観察をして下さい。

 

大人のばね指とは違い腱鞘滑膜自体が腫れて
腱の通りが悪くなっているわけではないのです。

 

小児科か整形外科を受診し、
小児ばね指と診断されたら定期的に経過をみていきます。

 

矯正方法としては装具療法として指を伸ばす装具を付けて安静にします。
少々時間はかかりますが、1-2年位治療することでほとんど治ります。

 

だいたい6歳までは経過をみて
それでも治らない場合は手術を考える場合があります。

 

母親が神経質にならずに時間をかけて
ゆっくりと病気と向き合っていくことが大切です。

 

手術の場合には焦らずに医師と相談して下さい。

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