腱鞘炎とばね指の治し方とは?

スポンサーリンク

ここでは、「腱鞘炎とばね指の治し方」についてお話します。

 

腱鞘炎とばね指の関係性

 

腱鞘炎は名前の通り腱が炎症をおこしている状態です。

 

炎症部分が腫れている場合は、
その患部に液体が溜まっていることもあります。

 

ひどくなる前に前触れがあるのが特徴で、
例えば手首がだるかったり動きが
スムーズにいかないという症状がでてきます。

 

ばね指は実はこの腱鞘炎が悪化した状態を指します。

 

特徴として指の曲げ伸ばしに
引っ掛かりを感じるような症状がでてきます。

 

こうなっている場合は腱鞘炎が
進行してしまっていると考えてよいでしょう。

 

腱鞘炎とばね指の治し方

 

腱鞘炎の治療方法は保存的治療と手術療法の2つがあります。

 

保存的治療とは、手を使わないよう安静にしたり
湿布や薬の使用によって緩和をはかるものです。

 

症状によってはステロイド剤の投与も検討されます。

 

方法はステロイド剤入りの湿布や軟膏、
または患部へ直接注射するものです。

 

ステロイド剤は強い抗炎症作用があるので、
痛みのひどい方にはわかりやすく効果が期待できます。

 

その他にも、ストレッチやテーピングなどでの固定、
電気療法も保存的治療となります。

スポンサーリンク

手術療法は進行が著しく悪化した場合に勧められます。

 

ばね指などにまで達しているケースが多いため、
その原因を取り除く手術になります。

 

進行レベルで手術の必要を判断しますが、
大体進行レベル2の状態になっていると
勧められることが多いです。

 

進行レベル2とは曲げた指が戻らなかったり
伸縮が上手くいかない状態、跳ね返り症状が出ている、
関節の痛みが強い、朝方症状がでやすいなどがあげられます。

 

いきなり「手術ですね」と
言われて困惑してしまうかもしれませんが、
症状によって判断しているため

 

自分の症状がどのくらいかを把握しておくと
説明を聞いても納得出来ると思います。

 

 

手術を検討されている方に、
準備について少し豆知識をお伝えしたいと思います。

 

手術は短時間で終わるので日帰りが可能です。

 

事前に血液検査や尿検査もありますが、
医療機関によっては同日に全て行えるところもあります。

 

保険適用になりますので、
10,000円前後用意しておけば心配はいりません。

 

医療機関によって治療方法は様々です。

 

少しでも不安が残るようでしたら、
2〜3件回って相談してみてもいいでしょう。

 

少し根気のいる治療になる方もいるため、
意思疎通が上手くいく主治医を探すことも大切です。

スポンサーリンク