バネ指の治療でテーピングとは？
ここでは、「バネ指の治療でテーピング」についてお話します。
更年期にさしかかる年齢に発症するために
老化現象としてとらえられていた「バネ指」。
女性のホルモンバランスが原因の一つにあり
女性は我慢強い方が多いことから放置されてしまいがちです。
職業で、手や指の駆使によって発症する方も非常に多く
責任感のあるかたは、仕事を休むのをためらい
なかなか病院受診をすることが出来ないといったことが見られます。
バネ指のセルフケア
そのような方のため、ご紹介したいのが二つのセルフケアです。
まず、一つ目は「ストレッチ」、もう一つが「テーピング」です。
どちらも簡単におこなうことができ、時間や場所を選ばない
気軽なセルフケアです。
バネ指のストレッチ
初期のバネ指であれば、医師からもストレッチをすすめられます。
腱鞘が狭くなることで、指の可動域が小さくなり、
また動かさないでいると関節周辺の筋肉などが固まってしいます。
そのような状態をさけるために、指のストレッチをするのですが
やり方は、とても簡単。
指の付け根の関節をゆっくりと反らす、グー、パーの動作をする
といった方法です。
指の関節を反らす場合、テーブルや
机の上に掌を置き自身の体重をかけたり
もう片方の手でバネ指をゆっくりそらすのですが、
できるだけ毎日続けるようにしましょう。
簡単なことほど継続する気持ちが大切です。
ただし、痛みや熱を持っている場合はお休みしてください。
バネ指のテーピング
バネ指は手指の駆使が原因といわれていますので、
使用を制限するといったことが目的でテーピングを行います。
伸縮性のないホワイトテープと、
伸縮性のあるキネシオロジーテープどちらを使ってもかまいません。
どちらもドラックストアーに置いてあり
価格はテープの幅によりますがほとんどが1,000円以下です。
キネシオロジーテープの場合、
どの指に使用するかによって貼り方は変わりますので、
インターネットなどで貼り方を確認するようにしましょう。
ホワイトテープは、痛い個所を固定するように貼ってください。
ただし、肌の弱い方はテープの粘着面でかぶれてしまう事があります。
かゆいと感じたら、すぐに使用を中止しましょう。
はがす時に、肌に刺激を与えてしまわないよう、
テープを水でぬらしゆっくりとはがすようにしましょう。
しかし「テーピング」はあくまでも、一時的な痛みの緩和方法であり、
バネ指を完治させることはありません。
また、勝手な自己判断でバネ指を悪化させないためにっも、
必ず病院を受診することを心がけ、医師の指導の元に行って下さい。