ばね指の注射は痛いの?

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ここでは、「ばね指の注射は痛いのか」についてお話します。

 

ばね指の注射は痛い、と言う話をよく耳にします。
注射は基本的に痛いものですが、なぜそんなに痛いと話題になるのでしょうか?
今回はばね指の注射が痛い理由についてご紹介します。

 

ばね指を注射で治す?

 

まず、ばね指を注射で治すとはどのような治療法なのでしょうか?
ばね指は指を通っている屈筋腱と靭帯性腱鞘の中で起こる炎症により、
屈筋腱が靭帯性腱鞘の中をスムーズに通れない状態です。

 

つまり、ばね指の原因は炎症なので、その炎症を鎮めれば、
指の曲げ伸ばしが不自由になるばね現象や、
その動作に伴う痛みも改善されるということです。

 

炎症を鎮めてくれる薬がステロイド薬と呼ばれる薬剤で、
ばね指治療には、ステロイド剤を炎症部分に直接注射する、腱鞘内注射が施されます。

 

ばね指の注射はなぜ痛い?

 

では、ばね指の注射はなぜ痛むのでしょうか?
まず、第一に考えられるのが炎症を起こしている部分に直接針を刺し、
薬剤を注入するからと考えられます。

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もともと痛いところに針を刺せば、それは痛いですよね。
次に、手には正中神経という神経が通っているため、
感覚が敏感であることも原因の一つであるとされます。

 

最後に懸濁性のステロイド薬は水溶性ステロイド薬に比べて、
結晶が体内に取り込まれるため痛みが大きいとされています。

 

以上のように主に3つも痛みを生じる理由があるため、
ばね指の治療のために施される注射は一般的に痛いとされています。

 

しかし、痛みの感じ方は人それぞれですし、
事前に麻酔を施してから注射を行っている医院もあります。

 

あまりにも痛みに弱い人の場合は、緊張からより痛みを感じやすくなるため、
治療に当たってはよく医師と相談することが望ましいでしょう。
他の治療法などを提示してくれる場合があります。

 

ステロイド注射は効果が発揮されると劇的に痛みが取れますが、
それは一時的なものであって、完治とは異なる状態です。

 

注射の後、しばらくたち痛みが取れたからと言って、
手を使い続けるとばね指が再発するので、注意が必要です。

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