ばね指で内視鏡手術の病院とは?
ここでは、「ばね指で内視鏡手術の病院」についてお話します。
最近、ばね指の施術でも、皮膚を切開する経皮手術と内視鏡を用いた
内視鏡手術の2種類が行われるようになりました。
内視鏡の方が体の負担が軽く、術後の回復が早いなど、
いろいろなメリットを耳にする機会があります。
では内視鏡手術は従来の手術と何が違うのでしょうか?
今回はばね指の内視鏡手術と、
首都圏内で手術を受けることが出来る病院についてご紹介します。
ばね指の内視鏡手術とは?
ばね指は屈筋腱で炎症が起き、屈筋腱が靭帯性腱鞘の間を
スムーズに通れないことで起こるばね現象が主症状となる腱鞘炎の一種です。
ひどくなると指が固まって動かなくなるなど、生活に支障がでる場合もあります。
また、痛み止めと炎症を鎮めるために行うステロイド注射は繰り返すと腱が弱くなり、
腱断裂を引き起こす可能性もあるため、保存的療法で治療できないと判断された場合には、
引っ掛かりのある部分を切り開く、腱鞘切開術による治療が行われます。
この腱鞘切開術に最近、内視鏡手術が行われるようになってきました。
従来の切開術では1センチ程度の切開を行いますが、
内視鏡手術では3ミリ程度の穴で済みます。
また、手術後に傷の縫合も必要ないため、患者さんの負担も軽減されます。
しかし、あまりに炎症がひどい時や、内視鏡で確保できる視野では
治療が困難と判断された場合、通常の切開術に切り替えて、
施術が行われることになります。
どちらの手術でも、治療跡のケアやリハビリが必要になります。
手術後も主治医の指示に従って治療を続けることが大切です。
ばね指の内視鏡手術はどこで受けることが出来る?
では、内視鏡手術を受けるにはどこの病院へ受診すればよいのでしょうか?
首都圏では主に2つの病院が内視鏡でのばね指に関する腱鞘切開術を行っているようです。
東京都内では、足立区にある「医療法人社団三奉会井上病院」があります。
また、千葉県の松戸市にも「東葛クリニック病院」があります。
病院への予約方法などは各医院のホームページなどで、
確認してから受診するようにしてください。