ばね指のテーピングの巻き方で親指とは?
ここでは、「ばね指のテーピングの巻き方で親指」についてお話します。
親指がばね指になっていると、片手でのテーピングは少し難しいかも知れません。
応急処置としてのテーピングの貼り方をご紹介しますが、早めに整形外科を受診し、
自分の手に合ったサポーターや固定器具を紹介してもらう方が良いでしょう。
ばね指は基本的に長期の治療になります。
なるべく受診前はなるべく悪化させないように過ごすことを心がけましょう。
親指のテーピングの貼り方
まず、20センチ、10センチ、5センチのテープを1本ずつ用意します。
テーピングを施す方の腕を机の上などに置き、手のひらを自分側に向けます。
指は握り締めず、自然な状態で伸ばしておきましょう。
まず、10センチのテープから貼って行きます。
親指の第一関節から貼り、肘に向かうように親指に沿って、手の外側へテープを貼ります。
次に20センチのテープを用意します。
テープの真ん中が親指の第2関節の、手のひら側に来るようにテープを貼り、
残ったテープの足を親指の甲側でクロスさせるように腕へ向けて貼っていきます。
形のイメージとしては、乳がんのピンクリボンのマークになるように貼ってください。
最後に5センチのテープを親指の第1関節と第2関節の間に
巻きつけるように貼れば完成です。
このテーピングをすると、親指を手のひら側へ曲げる動き、
つまり手を握る動きを制限させることが出来ます。
テーピングの注意点
自分でテーピングを行うときは、
必ず整形外科などの専門医から指導を受けた後、行ってください。
自己判断でテーピングを行うと、症状を悪化させたり、
正しい効果を得られない場合があります。
また、きつ過ぎるテーピングは血流を阻害し、痛みを伴うことがあります。
就寝時は特に注意を払い、きつくないかしばらく確認してから、就寝してください。
筋肉の血行不良は麻痺などの障害が残る可能性もあります。
また、肌の弱い人はテーピングで肌荒れなどを起こす可能性があります。
特にテープをはがす時は注意が必要です。
肌荒れを起こした時は、一度テープの使用を中止し、
かゆみなどが引かない場合は皮膚科を受診することお勧めします。