ばね指のテーピングで中指の巻き方とは?

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ここでは、「ばね指のテーピングで中指の巻き方」についてお話します。

 

中指がばね指になってしまった場合、物をつかんだりするときに、
ふと曲げてしまったりして痛い思いをすることがありますよね。
そんな時に、テーピングによって指の動きを制限することが出来ます。

 

ばね現象が起きている時に、指の曲げ伸ばしを繰り返すと炎症が悪化しますので、
なるべく安静にすることが望ましいのです。

 

今回は、中指を曲げないようにする、
もしくは伸ばす動きを制限するテーピングの巻き方をご紹介します。

 

中指の第2関節が痛い場合のテーピングの巻き方

 

まず、テーピングを用意します。
今回の方法は指の動きを制限するため、非伸縮性のテープを使った方が効果的です。
まず、第2関節の上下1センチくらいのところに1周ずつテープを巻きます。

 

次に貼るテープは、曲げる方が痛みを感じる方は手の甲側に、
伸ばす時に痛みを感じる方は手のひら側に、
最初に張ったテープを橋渡しするように1本貼ります。

 

この時、手を痛みを感じる前のギリギリのところまで握り、
少し戻した位置でテープを張ってください。

 

そして、橋渡しをしたテープの上に重ねるように2本、
X字にクロスさせるように貼ります。

 

最後に、テープを固定するために一番最初に張った
テープの上に重ねて1周ずつ、テープを張り完成です。

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中指の第3関節が痛い場合のテーピングの巻き方

 

次にご紹介するのが中指の第3関節、
MP関節と呼ばれる関節がばね指になってしまった時のテーピングの巻き方です。

 

手のひらにもテーピングを行うため、
手に油や汗がついている場合はふき取ってからテーピングを行って下さい。

 

まず、手首に1周テーピングをし、
テープを切らずにそのまま中指の方へ持っていきます。

 

指を伸ばすのが痛い方は、手のひら側にテープを張り、
曲げるのが痛い方は手の甲を通るようにして下さい。

 

手首から中指へ、テープが手のひらを斜めに横断するようにテープを持って行き、
そのまま中指を1周させます。

 

そのまま手のひら側へ戻ってきたテープを、
指の付け根で最初のテープにクロスさせるように貼っていきます。

 

手首まで戻ってきたら、手首を1周させ、テーピングは完了です。
手を自然に開いた状態でテーピングするのが良いでしょう。

 

しかし、ここでお話した方法は、あくまで一つのやり方に過ぎません。
「ばね指かな?」と、自覚症状があるならば、必ずまずは病院に行って、
医師の診断を受けてから、中指のテーピングを行って下さいね。

 

くれぐれも「自己判断」だけで、テーピングは行ってはいけません!

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