ばね指のテーピングで薬指の巻き方とは?

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ここでは、「ばね指のテーピングで薬指の巻き方」についてお話します。

 

薬指がばね指になってしまった場合、中指や小指も似たような症状がありませんか?
最近はパソコンのタイピングなどで使う頻度が上がっているかもしれませんが、
薬指は本来、使われる頻度が一番少ない指です。

 

そのため、薬指を使いすぎると簡単に炎症が起きて、
ばね指の原因がどんどん出来ていってしまいます。
今回は、薬指の固定法についてご紹介します。

 

薬指は中指や小指と一緒に固定?

 

指を動かしてみると分かるかも知れませんが、
中指だけを動かそうと思っても薬指が一緒に動くことに気付きます。
また、小指だけ動かそうと思っても薬指が一緒に動きます。

 

薬指を動かす腱が小指を動かす腱とつながっていたり、
指を動かす筋肉が小指と薬指は指の付け根で交差しているため、
それぞれの指を独立で動かすのは難しいのです。

 

そのため、薬指の第3関節がばね指になってしまった場合、
固定するには、中指か小指と一緒に固定する方が効果的です。

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薬指のテーピングの巻き方

 

今回は中指と一緒にテーピングを行う方法をご紹介します。
小指にばね指の症状が出ていなければ、中指の方が薬指と長さが近いため、
テーピングを施しやすいと考えられます。

 

まず手を軽く開いて、楽な状態にします。
親指の下から始め、左手の場合は時計周りに、
右手の場合は反時計回りに手首に一周、テープを巻きます。

 

親指の下に戻ってきたら、人差し指から手首に向かっている骨が手首とぶつかる部分から、
手の甲を斜めに横切るように薬指までテープを張ります。

 

薬指と小指の間にテープを通し、薬指と中指の第2関節と
第3関節の間にテープを張っていきます。

 

中指と人差し指の間を通し、最初に手の甲に張ったテープの上を
クロスさせるように貼っていきます。
テープの終点が小指の骨が手首に繋がっている部分に来るようにしてください。

 

手首を半周するくらいにテープを張って完成です。
もし剥がれるのが心配な場合は、指に一周、テープを張るとサポート力がアップします。

 

ばね指の治療は個人の判断で行うと悪化させてしまうこともあります。
テーピングは専門医を受診し、相談の元、行ってください。

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