産後の腱鞘炎やばね指とは?

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ここでは、「産後の腱鞘炎やばね指」についてお話します。

 

手の指を伸ばしたりする際に
それがうまく出来なくなってしまうばね指という病気は、
指を普段から良く使う方がかかりやすい病気です。

 

ゴルフやテニス、野球などのスポーツの他にも、
仕事上指を使う方やスマホの使い過ぎから
ばね指になってしまう方もいます。

 

今回は産後に起きる腱鞘炎、ばね指について説明します。

 

産後に多くみられるばね指とは?

 

産後数ヶ月の母親に良くみられる症状のばね指は、
曲げた指が一時的に伸びなくなって伸ばそうとしても
指がばねのように痛みを伴いながら伸びる状態になります。

 

特に朝方に症状が出やすく朝起きるのがつらいという方もいて、
その事を考えると眠れなくなるなどと悪循環になってしまいます。

 

特に多いのは親指、中指、薬指ですが
どの指でもばね指になる可能性はあります。

 

ばね指になるとお箸がうまく持てなくなったり
財布からお金を取り出せなくなったりします。

 

症状の度合いは人それぞれですが、
育児と家事をこなす母親にとっては非常に大変です。

 

手を安静にすることが良いのですが、
安静にする暇がない母親にとってはつらい症状です。

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ばね指の原因について

 

ばね指の原因として考えられているのが、指の使い過ぎです。

 

楽器の演奏など指を駆使する仕事の方や
パソコンやスマホの使い過ぎも原因の一つとして考えられています。

 

そして今回のように妊娠、
出産後の女性や更年期の方も多く発症します。

 

これらの理由としては加齢や閉経などにより、
ホルモンバランスの変化や筋力の低下、
骨粗しょう症によるといわれています。

 

身体が構造的に弱くなり始めるため、
腱鞘や腱も傷みやすくなっています。

 

産前産後はホルモンバランスの変化と
出産後の赤ちゃんを抱っこしたり
慣れない育児のなかで指に負担がかかり易くなっているのです。

 

妊娠を機にばね指となり大変な育児が
更に大変になってしまうこの病気は
やっかいであるともいえます。

 

女性は家事などと一日中手を使いますから
ばね指になった場合は、それ以上悪化しないためにも、
すぐに医者の診断を受けるようにして下さい。

 

重症化するとなかなか治らなく痛みも伴うために
手術することになる可能性もあるのです。

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