ばね指が小指の付け根の時とは?

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ここでは、「ばね指が小指の付け根の時」についてお話します。

 

ばね指は指の病気で主に使い過ぎや
ホルモンバランスの変化によって発症する病気です。

 

特に大人がかかり易いと言われていますが、
赤ちゃんや子供が発症する場合もあります。

 

赤ちゃんの場合は指を曲げている状態が多いために
なかなか気付かれずに1歳くらいでやっと気付くというケースがあります。

 

ばね指とは?

 

ばね指は小指だけでなくどの指でも発症する可能性が充分考えられます。
特に親指や中指が多いとされています。

 

特に指の付け根には力がかかり易く炎症が生じ易いのです。

 

その部分の腱や腱鞘が炎症を起こし、腱鞘炎となります。
さらに進行すると引っ掛かりが生じばねの様な現象が起こります。

 

このようなことからばね指と呼ばれているのです。

 

指の付け根で炎症が起こると腱鞘炎になり
腱鞘の部分で腱の動きがスムーズでなくなり
指の付け根に痛みや腫れまた熱感が生じます。

 

朝方に症状が強く日中は使っていると
症状が軽減することもあります。

 

進行するとばねの現象が生じて「ばね指」となります。

 

ばね指をそのまま放っておくと更に悪化し
指が動かない状態にまでなってしまいます。

 

どんな人にみられる病気か?

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指の使い過ぎによる負荷のため、
動かす度に摩擦のために炎症が進んでいきます。

 

腱鞘が肥厚したり腱が肥大して通過障害を
起こすために一層症状が悪化してしまいます。

 

更年期の女性に多くみられ、
妊娠中や出産後などにもみられる症状です。

 

手の使い過ぎやスポーツや指を良く使う
仕事の人にも多くみられるのがこの病気の特徴です。

 

病院で診断の際には指の付け根に腫脹や圧痛があり
ばね現象があれば診断は容易です。

 

糖尿病やリウマチ、透析患者は多発性に生じます。

 

ばね現象の治療法

 

治療法としては指の安静や投薬、
腱鞘内ステロイド注射を使用します。

 

特にトリアムシノロンは有効です。

 

この注射はだいたい3ヶ月以上は
症状が収まることが多いですが
再発することも少なくありません。

 

なかなか改善しない時や再発を
繰り返す場合は腱鞘の鞘を開く手術を行います。

 

切開するのは腱鞘の一部だけのため小さな傷で済みます。

 

症状が重症の場合はこのように
手術が必要となるためなるべく早くの受診が大切です。

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