バネ指の原因と症状とは?

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ここでは、「バネ指の原因と症状」についてお話します。

 

40歳以降に発症することが多い「バネ指」ですが、
ちいさなお子さんにも発症することがあります。

 

原因にはいくつかあり、症状も様々。

 

そんなバネ指の原因と症状について
お話しを進めていきたいと思います。

 

バネ指の原因

 

バネ指の原因の多くは「手、指の駆使」と言われています。

 

例えば、職業で多いのが

 

・パソコン入力作業
・工具を使う仕事

 

・弦や鍵盤を扱う仕事
・印刷業でページ確認などの作業

 

・美容師や理髪師
・パン職人

 

などに多くみられ、

 

他にも趣味でも手の細かい作業を要する
パッチワークなどの裁縫、編み物や、テニス、

 

バトミントンなどのラケットを握る
スポーツをする方にも多くみられます。

 

他には、女性の更年期に差し掛かる年齢に多いため、
老化現象とも言われていますが、
ホルモンバランスが崩れることでも発症します。

 

妊娠中や、出産、婦人科疾患による子宮、
卵巣の摘出手術を受けた方にも見られます。

 

小さいお子さんの場合は、
成長過程のひとつであるといわれており、
そのまま経過観察で治ることがほとんどです。

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また、はっきりとした原因は解明されていませんが、
糖尿病患者さんや透析患者さんにも、バネ指症状がみられており

 

高血糖状態であることや、蛋白が全身の臓器の
細胞外に沈着する疾患アミロイド症と骨異栄養症等の合併症が
複合的に関係して起こるのではないかと考えられています。

 

バネ指の症状

 

初期の場合

 

親指が日常的にも多く使われるため、
親指の付け根が何かいつもとは違う…
といった「違和感」を感じるかたがほとんど。

 

もちろん、親指とは限らず薬指や中指にもあらわれます。
手のひら全体のこわばり、筋肉痛のようだと表現される方もいます。

 

・指を動かしたときに付け根にひっかかりを感じる
・グーに握っても指が手の平にくっつかない(握れない)

 

・指が伸びきらない
・指が反り返ってしまうなどの反発運動

 

など感じ方は個人差がありますが、

 

「曲げ伸ばしがしにくくなる」

 

のが一つの目安とおぼえるとよいでしょう。

 

また、症状がさらに進んでくると

 

・なんだか熱っぽい
・腫れぼったい、あるいは腫れている
・動かしたとき、または常に痛みを感じる

 

と訴える患者さんが多く、この状態になると
日常生活に支障を感じるようになり
精神的な苦痛や不安を訴える方も増えてきます。

 

最初の「違和感」をキャッチして
早めに病院を受診することで症状は抑えることができます。

 

また症状が進行してからも治療法は確立されていますので
必ず病院へ行くようにしましょう。

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