ばね指の悪化とは?

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ここでは、「ばね指の悪化」についてお話します。

 

更年期にさしかかる年齢になると感じる指や手の違和感。
これは多くの場合「ばね指」といわれる症状です。

 

発症しやすくなる年齢が40以降が多いため
「老化現象」だと病院へ受診せず、放置する方が多く

 

痛みが強くなった、または、まったく指が曲がらなくなってから
ようやく病院へ駆け込むといったことが多くあります。

 

ばね指は命に別状はないものの、放置してしまうと
確実に悪化してしまいますので、注意が必要です。

 

ばね指の初期症状

 

最初の頃は

 

・指を動かすと軽い痛みを感じる
・指の付け根に違和感がある

 

・指の跳ね返りが弱くなる
・時々ではあるが指関節に軽い痛みを感じる

 

といったことが見られ、

 

この状態であれば、
指を休ませるなどのテーピングや、

 

痛みがない時は指のストレッチを毎日続けることで、
症状の悪化を防ぐことが可能と言われていのます。

 

ばね指の中期の症状

 

中期になってくると、日常生活あるいは仕事などで支障が出てくるといわれ、
セルフケアは効果が現れなくなってきます。

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・指の屈伸がしづらくなる
・曲げ伸ばしの時に「バキバキ」といった音がする

 

・曲げた指が元に戻りづらい反発現象
・伸ばす時にも反発現象が起きる

 

・常に指関節の痛みを感じる

 

比較的、進行するのは数年単位と遅いと言われているばね指ですが、
仕事上、手や指を駆使するのであれば早くに悪化してしまう事も。

 

痛みが肉体的な苦痛と精神的に苦痛になるレベルですので
医師の診断の元、痛みを鎮めるステロイド注射などの対処法が行われます。

 

ばね指の末期の症状

 

・指の曲げ伸ばしが全く出来くなった
・自力で指を動かすことが困難

 

・少しでも動かすと指関節に激しい痛みが走る
・ステロイド注射での効果が得られない

 

このような症状になってきますと、最終的に手術という方法がとられます。

 

手術は局所麻酔を使用したもので所要時間は10分から20分ととても短く
日帰り手術も可能な病院がたくさんありますので
仕事がなかなか休めない方でも気軽に受けることが出来ます。

 

ただし、その後のリハビリが必要となる場合がありますので
医師に確認するようにしましょう。

 

放っておくと、悪化してしまうばね指。
できるだけ早めに病院受診をするようにしましょう。

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