バネ指のツボとは？
ここでは、「バネ指のツボ」についてお話します。
私たちの生活で大きな役割を果たしている指や、手。
その手や指が思うように動かないとなると、
日常生活に支障が出るだけではなく、
仕事などにも影響してきます。
「バネ指」といわれる指の疾患は、一種の腱鞘炎ですので、
手を休ませることが一番良いのですが、それがなかなかできないのも。
何か良い対処法はないものでしょか。
バネ指の対処法
・ストレッチ
・湿布
・テーピング
・ツボ押し
・ステロイド注射
ストレッチは、指を反らす動きや、
グーパーと手を握ったり開いたりを
繰り返す動きを毎日数回行うことで、
関節が固まってしまうのを防ぎます。
ただし、痛みを感じている間は
ストレッチはお休みしてください。
湿布は炎症を起こしている部分にはり炎症をしずめ、
テーピングは使い過ぎによって起こった
バネ指の動きを制限することで
指を休ませるのに効果的です。
ツボは、血液の停滞を改善し血流をととのえることで
内臓の動きを活発にし、人間が本来持っている
「自然治癒力」
を高めることで
「バネ指」の炎症を早くに鎮める効果があります。
ツボは二つ
・「大陵」手首内側の関節の真ん中の位置
・「曲地」肘を曲げたときにできるシワの外側に位置
「大陵」のツボは小さいため、細長い
棒のようなものを利用して押すようにしましょう。
ステロイド注射は強い痛みを感じる場合に使用されます。
副腎皮質ホルモンと局所麻酔剤によって痛みを鎮静化させ
炎症を鎮める効果があります。
ただし、副腎皮質ホルモンには副作用があるため、
使用回数が多くなってしまったり、接種しても効果がない場合は
手術をおすすめします。
バネ指治療法
・腱鞘切開手術
・内視鏡手術」
・皮下腱鞘切開術
バネ指の手術には３種類あり、どの手術も
所要時間は10分から20分と短時間で済みます。
日帰り手術も可能ですが、指の状態によって
リハビリは必要となりますので、
術後入院を希望される方も多く
ご自身のライフスタイルと医師の判断を考慮するようにしましょう。
バネ指には、いろいろな対処法や治療方がありますが
一生付き合っていく大切な「手、指」ですので
一度、きちんと病院でかかられることをおすすめします。