ばね指のツボで親指とは?
ここでは、「ばね指のツボで親指」についてお話します。
ツボ押しでばね指の痛み改善
ばね指に良いとされるツボはいくつか存在します。
また指だけに限らず腕、手首などにも
応用が利くので覚えておいて損はないでしょう。
・親指の下に位置する陽谿(ようけつ)
1:手の甲を上に向けます。
2:親指を伸ばした状態で付け根から
2センチほど下のところにへこみがあります。
3:親指の腹で少し痛みが感じられるくらい押します。
とても簡単で色々な合間にできるので、
気づいたら行うようにして習慣づけしてみてください。
まだまだある、親指押しでばね指予防対策
ばね指の一歩手前の腱鞘炎に効くツボをご紹介します。
ばね指の場合、不自由な指をかばうことで
他の指にも影響したり、手首や
腕に負担がかかることがあります。
そんなときはこちらのツボ押しも
一緒に実践してみましょう。
・手のひらに位置する大陵(だいりょう)
1:手のひらを上に向けます。
2:手首を手前に少し曲げます。
3:折れ曲がる部分の関節の真ん中少し上を、
親指の腹で少し強めの力で押してあげます。
4:3秒押して離す、これを3回繰り返します。
・腕に位置する曲池(きょくち)
1:手のひらを見つつ肘を曲げます。
2:腕の側面(親指側)の曲げて
しわがよった所あたりを親指で押します。
腕が疲れていると痛みがあるので
場所がわかりやすいです。
少し強めに押すのがポイントです。
・手首付近の位置する偏歴(へんれき)
1:手のひらを上に向けます。
2:手首から4〜5センチ下くらい、
中央から右にずらした位置に筋肉のへこみがあります。
3:押すと親指に少し響く感覚がありますので
そこを少し強めに押します。
ツボ刺激の注意点
ツボ押しは症状緩和だけでなく、
血行促進や全身の機能を活性化する役割もあります。
しかし刺激が強すぎた場合、
逆に影響を与えてしまうこともあります。
飲酒している方や、
疲労がたまっている人は極力避けましょう。
また妊婦さんや子供の場合は
力加減を弱めに意識して刺激をやわらげましょう。
ツボ押しは間違った知識で行うと
デメリット作用もあるということです。
自己判断せずに、病院に行って、医師の指導のもと、
セルフケアとして取り入れましょう。