ばね指のテーピングで小指の巻き方とは？
ここでは、「ばね指のテーピングで小指の巻き方」についてお話します。
テーピングの主な役目は患部を固定させることです。
余分な動きを出来るだけ避け、
患部の痛みや不快感をなるべく緩和することが目的となります。
ばね指にはこのテーピングが非常に効果的となります。
今回は小指のテーピング方法をご紹介します。
手首を利用した巻き方
この方法は手首から小指にかけて巻き付けるため
はがれにくく、手首を含めて固定されるので
しっかりテーピングをされたい方にお勧めの方法です。
幅が大体２センチ前後のものが
巻きやすいため幅広のテーピングの場合は
カットしておきましょう。
１：掌を見えるようにして手首の真ん中から下側へ向け一周させます。
２：そのまま手の腹を通って小指の付け根へもっていきます。
３：小指の付け根を軽く一周させます。
４：手のひら側にテープがきたら、また腹を通って手首に戻します。
５：手首を２〜３周させて手首内側で止めます。
小指のみ巻く場合
２通りご紹介します。
時間の都合や、症状に応じて使い分けてください。
・すごく簡単、幅広テーピングで３分巻き
幅広のテーピングを用意します。
ご自分の小指に合わせてカットしておきましょう。
１：小指の腹側にテープをはります。
２：２周ほど巻き付けます。
３：余分なテープはカットします。
非常に短時間で簡単な方法ですが、
可動範囲が大きくなるので応急処置や
時間がかけられない方に最適です。
・関節の動きを考えた固定に優れた巻き方
１：幅１センチ、長さ４センチほどのテープを５本用意します。
指の長さに個人差があるため余分な所はカットしてください。
２：甲側を向け軽く小指を曲げた状態で関節をまたいで斜めに貼ります。
３：次は対角線に同じ様に貼ります。
字でいうと「X」のような感じに貼れていれば大丈夫です。
４：「X」の中心を通るように１本貼ります。
字でいうと「米」のような感じです。
５：３本貼ったテープの両端を隠すようにそれぞれ１〜２周テープをまきます。
少しご自分で貼るのは難しいかもしれませんが、
改善も期待できるのでぜひ試してみてください。
またテーピング療法などは医師の診察があってのものです。
症状がひどい場合は必ず医療機関に相談してから行うようにしてください。